4月11日で満79歳になりました。60歳の還暦、70歳の古希、77歳の喜寿、数え年80歳の傘寿。これらの年齢は私の人生における通過点でした。これまで一本道を歩まず、いろいろ寄り道をしてきました。決して順風満帆とは言い難い仕事人生のイベントを書き出しながら、これからの在り方を、模索しているところです。
【年齢】 |
【仕事人生のイベント】 |
1945年 |
福井市に生まれる |
1964年~1968年 (19歳~23歳) |
東北大学工学部に入学
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1968年~1972年 (23歳~27歳) |
大学での専攻を活かすため、京浜工業地帯にある某鉄鋼メーカーに就職
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1972年~1990年 (27歳~45歳) |
Uターン 地元の製造業(T社)に就職
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1990年~1993年 (45歳~48歳) |
IT業界へに転身
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1993年 (48歳) |
会社の身売り、多額の債務
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1993年~1995年 (48歳~50歳) |
IT企業への再度の転職
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1995年~1996年 (50歳~51歳) |
半年の無職
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1996年~2002年 (50歳~57歳) |
インターネット・ビジネス開始
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2002年 (57歳) |
突然、Kデータセンターの役員を解任される
(株)ナレッジ21創業
ITコーディネータ資格取得
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2006年 (61歳) |
合同会社アイティ経営ラボ設立
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2007年 (62歳) |
リーマンショック
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2008年~2013年 (63歳~68歳) |
社員への依願退職、苦しい時代
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2014年 (69歳) |
k21を事業承継
ITコーディネータ協会(ITCA)の理事就任
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2014年~2021年 (69歳~76歳) |
K21はN社の子会社として再スタート
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2021年 (76歳) |
K21を退職
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2022年~ (77歳~) |
ITコーディネータ協会の副会長に就任
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2024年4月 (79歳) |
これからどうする? |
仕事をするとは
私はこれまで、働いて給料や報酬をいただく、世間で「仕事」といわれる仕事をしてきました。一般的に仕事とは、会社に仕える、人に仕えて給料や報酬をいただくことを意味していますが、仕事にはもう一つの意味があることを知りました。「事に仕える」です。事とは人によって様々。ボランティア活動、地域貢献活動、モノを作る創作活動など、自分が一生懸命になれること、心から打ち込めることなど、収入が伴うか否かは問いません。大事なことは、「事に仕える」仕事を含めて、広い意味での仕事をしている人は、年を重ねても元気だということです。
私の「事に仕える」仕事
私の人生のイベントを振り返ると、会社や組織でのポジションをバトンタッチしながら、又は強制的にバトンタッチさせられながら、次の仕事をしてきました。今年6月には、ITコーディネータ協会副会長のバトンを若い世代に渡す予定です。私の後半人生の多くは、ITコーディネータ制度に関わり、人からの信頼の大切さを学ぶことが出来ました。これからは、北陸で私のケース研修を受講しITC資格を取得した方が、この先も決して資格を失効することなく、ITCらしく活動し、ITCが職業となるようフォローアップしていきたいと考えています。これが私の「事に仕える」仕事です。今後もゴールを設定することなく、加齢は次の地点に向かう通過点だと思い、仕事をやっていくつもりです。
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市川 浩由 (水曜日, 22 5月 2024 09:26)
ご無沙汰しております。
数々の困難を乗り越えられた強い意志と忍耐力に驚きました。
私も横屋さんのご経験からいろいろ学びたいと思っておりますので
引き続き、よろしくお願いします。