第3波と言われる新型コロナウイルスの感染者が全国的に増大しています。
首都圏では、
テレワークの導入が進み、中小企業においてもテレワークが一般化しています(東京都の実態調査 参照)。さらにそこから、業種を超えて人との非接触でのビジネス対応や印鑑の電子化など、テレワーク業務拡充に向けての投資も進んでいるようです。
一方、私の住む北陸地方では、
そもそもテレワークの意識や必要性を感じる企業は少なく、コロナ禍で緊急対応をしたものの、
波は引いたので元に戻したところがほとんどではないかと推測しています。
今回のブログでは、コロナ感染対策として導入が進んだテレワークについて、
導入の目的や効果、導入のプロセス、適切な導入のための5つのポイントについて書いてみます。
テレワーク実態調査(東京都)
遠隔(Tell)で仕事(Work)する
すなわち会社から離れて仕事をすることをテレワーク(TellWork)といいます。
今年の10月から総務省主催テレワーク導入ミニセミナー&相談会に講師として
オンラインで登壇しています。セミナーでは下記の内容をお話ししています。
- テレワークとは
- テレワークを実施する目的
- テレワークを実施して得られる効果とは?
- テレワークを導入するプロセス
- 適切なテレワークを実施する5つのポイント
- 経営層と従業員の意識
- 仕事環境の整備(業務の見直し、必要なICT環境)
- コミュニケーション
- ルールとマネージメント(テレワーク規定、運用ルール)
- 情報セキュリティ
- 国と県のテレワーク助成制度
- テレワークに関する参考資料
- まとめ
テレワーク導入の目的と効果
テレワークを導入するプロセス
適切にテレワークを実施するための5つのポイント
最後にまとめです
- テレワーク導入の目的を明確にして、直ぐに出来る業務と対象となる従業員を決め、導入前の準備を始めましょう。
- 業務を見直して整理し、紙書類をデジタル化(最低でも手書き書類をPDF化)しましょう。
- テレワーク業務にに必要なICT環境(ITツール、ハードウエア、ネットワーク)を検討しましょう。
- 新しい勤務形態のルール(勤怠管理・評価基準など)を整えましょう。
- 週1回程度でもトライアルしてみましょう。
テレワーク実施者へのアンケート結果
週3日のテレワークを実施している北陸地方の企業があります。
従業員のコロナ感染を防止して企業活動が止まらないようにすること、
すなわち事業継続を目的に実施しているようです。
その企業でテレワーク実施者にアンケートをとった結果から、いろいろなことが見えてきます。
テレワークを実施して浮かび上がったいろいろな問題、
問題解決のための課題はあるものの、これらはテレワークをしなくても日常的に発生する問題であり、
課題として解決できれば、業務改善と生産性向上が図られます。
またテレワーク実施で得られる効果も多く、
コロナ禍対策、事業継続を目的としたテレワークから、
その他の目的を目指した継続的なにレワークを実施し、
根付かせることは会社の競争力を高める可能性が大きいと思います。
テレワーク導入セミナー受講の勧め
総務省主催テレワーク導入ミニセミナー&相談会を、是非受講していただき、導入を前向きに検討していただきたい。ちなみに、私がオンラインで登壇する日時は、下記のとおりです。
- 12月14日(月)14:00~15:30
- 1月25日(月)14:00~15:30
- 1月28日(木)10:00~11:30
受講申込は下記のページからです。
https://airrsv.net/teleworksupport/calendar
開催日の7日前までに申込してください。
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