だらだら過ごした最後の日

ここ数年秋になると鼻水、くしゃみ、咳、そして痰も出る。

これまさしく風邪の初期症状だと思うが、秋特有のアレルギーかなと自分で勝手に思ったりもする。暑い日が続き、急に寒くなって身体の対応力が追い付かなくなった結果であろう。抵抗力の衰えだとすると少し寂しい。

1週間程度で治るのであればいいのだが、結構、ダラダラと続く。嫌である。

これくらいのことで、やる気が失せてくるのだから、だらしない。

 

 

怠惰な毎日

だらだらしていたこの時期(10月20日頃~今日)、たまたま「きょうよう」も「きょういく」べき所もないため、

8時過ぎに起きて遅い朝食。朝食後は自宅のPCの前に座り、なんとなくメールのチェックや情報検索。

その後は、日本が出場しないWCラグビーの戦いをTV(録画)で観たり・・・。

集中心がなく、すべきこともしたくない。これまでとは違う怠惰な日々だった。

 

裁量権を持って生きる人

「人生は後半戦が勝負。

定年後(60歳)から74歳までの黄金の15年には自由にできる8万時間がある。

どのように使いますか。社会とつながって生きようではないか。

自分で自由に決められる権利、裁量権を持っている人は長生き(英国のホワイトホールスタディーの結果より)。

起業して自分で裁量権を持って長生きしよう!」。

先日、北陸3県のITコーディネータ合同研修会の基調講演「シニア起業のすすめ」でこんなことを話しした。

 

フリーランスの自律心

定年後起業したITCのMさんが合同研修会で話していた。

「フリーランスになって自宅で働くようになったら、

好きな時間に起きて好きな時間に食事したりするようになり、

体重が10KG増えた。これはまずい!」と。

「きょうよう」がある、「きょういく」所が毎日ある現役時代と違って、

自分で仕事をするフリーランスは自分で裁量権を持って仕事ができる反面、

自分で自分を律することができないと、怠惰な毎日に堕ちることにもなる。

 

だらだら過ごした最後の日、あらためて思った。

フリーランスとして社会とつなって活き活き生きる70代、できればその後もそうするためには、

規則正しい生活で心身を整えることが基本だと。