シニア生き生き活動相談センター

ハイブリッドスマートウオッチ

デザインに惚れて買ったSKAGENのハイブリッドスマートウオッチ。1月12日に自宅に届いてから、スマホの設定をする時間がなくて、ようやく1か月後の2月22日から使い始めました。これがなかなか、よく働いてくれます。スマートウオッチのセンサーで計測した毎日の徒歩記録(目標1万歩)や睡眠時間(目標8時間)をBluetooth経由でスマホに表示してくれます。昨日の睡眠時間は深い眠り6時間、浅い眠り3時間。最近、怠惰になってきたようで、遅起きの結果が出ています。徒歩1万歩は、結構、ハードル高いように思いますが、意外と毎日1万歩近く歩いているようです。

 

Mさんとの出会い

現在看護士であり、認知症ケア上級専門士でもあるMさんとの出会いを作ったのは、このスマートウオッチ。毎週1回、私は福井県の創業相談窓口で創業支援をしています。スマートウオッチを腕にしているのを知っている県の創業相談担当者のOさん。スマートウオッチを活用した事業で起業を考えているMさんに私を紹介したというわけです。

 

75歳以上の免許証返上者へのサービス

Mさんは現在、運転免許センターで75歳以上の方が免許証を更新するときの認知機能検査の仕事をしています。この仕事をしながら、75歳以上の免許証返上者や返上しようと思っている高齢者が車なしでも安心・安全に、そして生き生きと生活できるためのサービスを考えているようです。過度にモータリゼーションが発達し、公共交通機関が十分に整備されていない街でどのようなサービスを考えているのでしょうか。その一つが、車を運転できなくなったために自宅に引きこもりがちになる高齢者に対し、リストバンド型スマートウオッチをつけてもらい、自分の脈拍数を見ながら、無理のない歩行で外出してもらう。異常なシグナルは家族のスマホに情報として伝わり、すぐに対応できるようにする。自分の歩数を計測しながら、次第に歩数が伸びていけば、体力にも自信がつき、積極的に毎日外出するようになる。こんなリストバンド型スマートウオッチによる外出時の体調管理と歩くことから得られる喜びの創出です。

 

あなたは何歳まで運転しますか

私は、「シニア起業のススメ」(セミナー)でこう言っています。60歳の定年退職から75歳までの15年間は、自分のやりたかったことを起業して輝く黄金の15年にすることができます。Mさんは、その後の75歳からの生き方として、こんなことを言っています。あなたは何歳まで運転しますか。高齢で運転することの危険を考えましょう。運転には心身のストレス、お金、事故の心配という大きなコストがかかっています。車をやめても安心して買い物や通院ができます。近隣の方々との交流ができます。まだまだ地域社会に果たす役割がありますと。75歳からは車をやめて(免許証を返上)、いぶし銀の10年にしましょうよと。Mさんが「シニア生き生き活動相談センター」を立ち上げるの日は、そんなに遠くないでしょう。Mさん、応援しますよ!