共通するものとは・・・

シニア起業のススメ

定員20名をはるかに超える、40数名の方が参加しました。先日、福井県立図書館で開催された、公益財団法人ふくい産業支援センターと福井県立図書館が主催した「シニア起業のススメ」セミナーです。内容は2部構成で、第1部は私とシニア起業の成功者 野坂弦司さんとの対談。第2部は野坂弦司さんの起業体験談です。

 

59歳で起業

野坂弦司さんは59歳で三谷商事(株)を退社され、コインパーキング事業を行う日本システムバンク(株)を起業。月極駐車場がほとんどだった時代に、全国でコインパーキングを展開。十年間2ケタ成長率を遂げるなど、同社を福井県有数の企業に育て上げた方です。今年9月 同社取締役会長を退任、同社を退社し、現在は幸せの国ブータンミュージアムを運営しています。

 

起業家対談

私と野坂さんとの起業家対談では、以下のようなことをお聞きし、お話しをしていただきました。

・起業をしようとした想い、キッカケ

・起業をしたいという想いから起業に至るまでの過程でやるべきことは

・起業して感じた喜びや苦しみ、苦しみはどのように乗り越えてきたのか

・培ってきた経験やノウハウ、人的ネットワークを活かした起業のやり方

・起業をとおして感じる新たな生きがい、やりがい

 

まずはやってみよう!

野坂さんも私も、私の周りにいる起業した知人も、共通したものを持っているようです。失敗を恐れず、まずはやってみる。走りながら考える。前向きで、楽天的。起業には失敗、リスクはつきものです。慎重に慎重に、準備万端整えて起業する。そんな風にして起業した方は、私はあまり知りません。一歩踏み出せば、踏み出す前の風景と異なった風景が見えてくる。その風景は自分の描いた風景でないかも知れない。しかし、ここで踏ん張り考える。行動する。そして又走り出す。起業してしばらくは、これの連続です。ふくい産業支援センターの創業支援は、安心して起業に一歩踏み出せるよう、いろいろな支援メニューを揃え、起業を後押ししています。気軽にお越しください。