シニアは第二の人生をどう選択する・・・

創業というセカンドキャリア

最近若者の創業相談が多い。今日は4件も。一方、シニアは? ほとんど相談に来ない。もう人生降りてしまったのだろうか。創業だけがセカンドキャリアではないけれど、しかしシニアだからこそ味のある創業セカンドキャリアなのに・・・。こんなFacebook投稿に、次のようなコメントをいただきました。

 

多様な第二の人生

K.Hさん:

「奈良市の創業支援施設には年配の方々(60~75歳)も沢山いらっしゃいます。これまでのキャリアや趣味を活かしたものから、オリジナルで開発したもの、地域貢献型の事業モデルまで・・・。いつも熱い情熱には圧倒されます」

K.Tさん:

「55歳Uターン、再チャレンジ、在宅介護つきという僕にとっては、キャリアのない若者以上に起業は困難な状況です。きっと同じようなハンデを感じてるシニアの方々も多いと思われます。やっと決心がつきました。11月に起業します。その経験を生かし、力をつけた上でシステム提言をしていくつもりです。駅前屋台村も必ず実現してみます!あと15年ほどのうちに…(=゚ω゚)」

I.Yさん:

「福井県は共働きが多いので、お孫さんのお世話をしてたりして。多様な人生、多様な働き方OK!ですね!」

 

Y.Tのシニア創業

Y.Tはシニアで創業した。新しい事業を見つけ、創業したというよりは、勤めていた会社を辞めざるを得ない状況に追い込まれ、独立したのである。しかし、形はどうあれシニア創業である。Y.Tがいつも持ち歩いているシステム手帳の経歴という見出しがついたページ。このページを繰ると、[2002年7月 57歳創業]と。そしてこの年、ITコーディネータ(ITC)の資格も取得した。Y.Tはいつも自分の心の中で決めていたことがある。「仕事人生の最後は、他人の思惑に左右されたくない。自分の意志で仕事を終えたい」と。その後Y.Tは創業した年に取得した資格(ITC)を活かし、会社経営とITC活動を両立させ、今も現役を楽しんでいる。昨年からは、某県の創業マネージャーとして、若者、女性、シニアの方の創業を支援している。

 

頑張るおじーちゃん世代

Y.Tこと私は現在71歳。私より年を重ね、まだ現役でバリバリ活動しているITCの先輩がいます。K.A氏 78歳、K.S氏 75歳、T.T氏 74歳、T.W氏 73歳。これらの方は、シニアでITCとして新規創業した方々で、私のITCとしてのロールモデルです。どの方もエネルギッシュ。恐れ入ります、の感です。現役のシニア世代の皆さん、これから続く長い人生、まだ降りるには早過ぎます。これらのおじーちゃん世代に負けるな! 支援します。