人と人のつながりの力と価値

つながりながら生きる力

あらためてテレビをとおして知ることになった、東日本大震災から5年目の被災地の復興状況。これまで同じ仮設住宅で生活していた人たちが分断され、仮設住宅から新しく建設された住宅に移り住んだ人たち。住まいは快適になっても、人と人とのつながりを失い、寂しい気持を訴えていました。3月11日は、人は人とつながりながら生きていることを実感した日でした。

 

名刺にみる人のつながり

仕事や社会的活動、プライベートな活動、日常の生活等をとおして出来た人とのつながり。これらの人と人とのつながりは、これまでいただいた名刺が明らかにしてくれます。私の名刺を、仕事関係、プライベート関係、ITコーディネータ(ITC)活動関係に分けると、圧倒的にITC活動関係が多いのに気が付きます。

 

ITC活動

15日間の辛かった研修を受講し、試験に合格してITCの資格をとって14年。いまではITC認定用研修のインストラクターとしてITCを育てる活動、ITコーディネータ協会の理事としての活動、石川県や福井県での地道なITCとしての中小企業支援活動など、幅広く活動しています。これらの活動をとおして多くの人とつながりを持つことが出来ました。ITCになって良かったことの一つです。

 

人とつながる価値

今あらためて思うことがあります。ITC活動関係で得られた人とのつながりは、私の仕事(会社経営)にどのように役に立ってきたのだろうか。苦しいとき、助けてくれたのだろうか。仕事をいただいたのだろうか。否、そんなことはあまりなかった。だからと言って、何にも役に立っていなかった、と言うのは早計。そうではなく、人とのつながりの価値とは、つながった多くの人をとおして自分を見つめなおす鏡になってくれているのだと。とっても間接的な役立ち方かも知れないが、それは仕事をする上で、社会を生きる上で、大きな力になっているんだと思っています。これからも、人とのつながりを大事にして生きていきたい!