会社の宝は?

会宝の新たな意味

金沢市の会宝産業さん。今年で18回目となる経営説明会と感謝の集いがあり、参加してきました。私が参加するのは、多分、15回になると思います。宝に会える会社、会宝産業。今年はさらに、会宝(かいほう)の意味に「社員の可能性を開放(かいほう)する」が追加されていました。毎年、進化する会社、凄いですね。

 

乾杯の前のお話し

感謝の集いは数名の来賓の挨拶があり、そのあと乾杯の音頭で開始となります。「しゃべるな かんぱいは はっせいだけ」。乾杯の前にビールを持たされて聞く長い話しを皮肉ったこんな川柳もあります。発声は金沢のアイ・オー・データ機器の細野社長。どんな話しをされるのだろうか。細野社長、なるべく短くお願いします!

 

見せた涙

アイ・オー・データ機器。創業50周年をむかえた今年、東証1部への上場も果たしました。これまでいろいろな苦難を乗り越え、東証1部上場を果たした細野社長の顔は晴れやかでした。晴れやかな表情で始まった挨拶。「・・・ここまでこれたのは社員が支えてくれたおかげ・・・」ここまで言うと感極まり、涙声に。いつも冷静な社長のこんな姿は初めてです。細野社長にとって、辛かったとき一緒に頑張ってくれた社員、そのときの時を思い浮かべて感極まった涙声。

 

会社は社員によって支えられる

会社とは誰のものか。会社の議決権と言う意味では確かに株主のモノです。しかし会社は誰によって支えられているか?と問われれば、「株主」「経営者」「社員」「お客様」「地域社会」などステークホルダーのみんなです。これらのステークホルダーの中でも、最も支えてくれているのは誰でしょうか。会宝産業の近藤会長、アイ・オー・データ機器の細野社長、人間力のある素晴らしいリーダーの元では社員は成長し、頑張ることができます。社員は会社の宝。そして会社は社員によって支えられる。そんなことを、あらためて実感した感謝の集いでした。