この元気さはどこから、健康で長寿を・・・

古希

古希は、元々は「古稀」と書き、中国唐代の詩人・社甫の曲江詩の中の「人生七十古來稀」の一節によるものと言われています。人生を70才まで生きることは稀なことである、という意味があります。去年から今年にかけ古希を迎える、昭和20年及び昭和21年生まれは、昭和39年に高校を卒業しました。私の母校福井県立藤島高校では、39会と称して、同窓会が活発です。


漲るパワー

39会のなかでも大阪在住の3年G組の連中は39会とは別に、3G会称して年に数回、クラス会を催しています。昨日、この3G会のクラス会に福井から出張って参加しました。場所は大阪本町「ガーデンシティ華都飯店」。心の許せる愉快な同級生。みな古希を過ぎたというのに、漲るパワーが全開。人生まだまだ、これから、の感を味わったクラス会でした。


自由人のクラス会

現役の内視鏡医として頑張っているKM君。13歳の孫ではなく一人息子を親父として教育しているKY君。リタイヤー後、7つの仕事をみつけ、張り切っているY君。熊野古道など、道歩きをかみさんと一緒に楽しんでいるN君。写真を趣味とするST君。同窓会、クラス会の幹事に生きがいを見出しているK君。英語俳句で洒脱な趣味のSS君。一人一人の近況報告には、突込みが入って、収拾がつかなくなりますが、これがリタイヤーした自由人のクラス会。


健康寿命と喜寿

数え年で70才を迎える年 古希は、以前は古稀と書いていましたが、現在は古希に変わっています。平均寿命が伸び、70才を迎えられることが稀ではなくなったことや、稀が常用漢字にはないため「希」に変わっていったとされています。3Gクラス会でのパワー溢れる同級生をみていると、納得の古希でもありす。次の節目は、喜寿(77才)です。現在、平均寿命は男性は81.17才、女性は86.83才ですから、平均寿命がすでに喜寿を超えており、もはや喜寿になっても長寿とは言えなくなりました。しかし、現在の健康寿命(男子71.1才)を考えると、健康で喜寿を迎えれば、それは立派なお祝いごとでしょう! 同級生の現役医師のKK君によれば、クラス会に来た同級生、誰も呆けの症状はなさそうとか・・・。