都の亭真笑、頑張れ!

連休後半の初日、涙を流しながら笑った落語でした。今日のブログは、GWのこともあり、オフビジネスの話題です。今年1月、福井市中心街の活性化を目的に、福井駅前に常設の落語寄席「きたまえ亭 寄席」がオープンしました。毎週土曜日に開催しています。前半は地元の落語研究会の素人落語、そして後半は上方落語のプロによる落語です。いつか、いつかと思っていましたが、4月19日(土)に初めて「きたまえ亭 寄席」に行き、今日は2回目です。少々、病み付きになりそうな気配ですが・・・。

 

 落語がこんなに面白いことを気づかせてもらった、「きたまえ亭 寄席」。この寄席に出演している地元の素人落語家に中に、高校の同級生の息子さんがいます。その名は、都の亭真笑。4月19日に初めて彼の落語を聞いて、あまりの上手さに驚くとともに感動しました。今日も彼は寄席に上がっています。彼は地元福井でビジネスマンをしています。同級生の彼の親父さん曰く「面白半分で3年前にやり始めたものですが、仲間とあちこちの施設などでボランティア出演しているうちに、やっと人前で照れずにしゃべれる程度になったのでは思っています」。

 

  先日、整備新幹線について、太田昭宏国土交通相は「北陸新幹線の金沢から敦賀間は与党プロジェクトチームと連携して、議論するよう指示している」と、3年程度の前倒し開業に前向きな姿勢を示しました。このことが現実になれば、福井には9年後(2023年)には北陸新幹線が来ることになります。そのとき、福井市の中心市街地はどうなっているべきでしょうか。県外からやって来る方へのおもてなしは?

 

 落語は素晴らしい芸です。今日の演目は、地元素人落語は「桃太郎」(なるおたけし)と「松山鏡」(都の亭真笑)。上方プロ落語は「ねずみ」「馬の田楽」(笑福亭鶴二)と「ん廻し」「花筏」(笑福亭伯枝)。彼らの芸に、涙が出るほど笑わいました。新幹線が福井まで延伸する2023年、福井駅前の「きたまえ亭 寄席」は今より大きくなり、大勢の福井市民が楽しむ笑の殿堂になっていて、市街地には活気が溢れている。こんな姿になっていて欲しいものです。そのとき都の亭真笑さん、ビジネスマンとの二足の草鞋を履きながらも、上方落語家に負けない落語家になっていることでしょう。都の亭真笑さん、頑張れ!