新年の計画と想い

昨年末(12月30日)から帰省していた次女夫婦と3人の孫たち、長女の孫たちとも思う存分遊び、今日(1月4日)京都に戻りました。孫可愛いや、気忙しい、そんな年末年始でした。ようやく家内と二人、ほっとして静かな正月を過ごしているところです。新年のあらたな計画、想いをめぐらしながら・・・。

 

 なぜ、地域の活力に差が生まれるのか?その課題を解決するために、共助社会づくりの担い手として、地域に住む者が自主性をもって、自治体のビジョンや行動プランをよく知り考え活動を行うことが必要です。しかしながら、「どうすればいいのか、わかっているが、だれも何もやろうとしないために、解決できないまま放置されている地域の問題」があふれています。

 地域の活力や価値向上を実現するためには、解決策を検討する段階から、公共の考えを持って、さまざまな組織や団体と調整しながら、組織の常態として活動する場と育成の機会もつくっていかなければならないでしょう。

 トップダウンのカリスマリーダーに頼るのではなく、地域の現場のあらゆる段階で、チームのひとりひとりが、分析・設計・ファシリテーションの一連のプロセスにおいて、「質問力」や「調整力」などのスキルを使える問題解決型リーダージップを持った人材を育成することが大事です。

 そこで、「現場でチームのひとりひとりが“行動の質そのものの向上を追求するためのスキル=問題解決型リーダーシップ」を持った次世代型情報コーディネイター人材を育成することを目指し、ドメインリーダーシップ育成センターを設立いたします。

 

 村本睦戸さんが設立しようとしているNPO法人「ドメインリーダー育成センター」の趣意書です。昨年、私が講師を務めたITコーディネータ認定ケース研修の受講生の一人が彼女でした。そんな縁で、彼女に誘われ、このNPOに理事として参画することにしました。国も女性の力を活用することが経済成長への大きな要件だと言っています。ときに、企画力と行動力が男性より勝っていると思わせる女性がいます。村本さんもその一人でしょう。

 

 会社経営とITコーディネータとしてのIT経営の支援とコンサルティング、そして今年は人材育成が加わります。やれるときには、やっておこう! まだやることを絞り込むのは早い。そんな思いで、NPO法人「ドメインリーダー育成センター」の活動にも首を突っ込む予定です。ときには家内とゆっくり旅行も楽しみながら・・・。