親と子供の共同作業が必要・・・

孫(小2の女の子)が泣いて我が家に入ってきました。今日は、二人の孫がお泊りに来る日です。泣きながら家に入ってくるので、「どうしたの?」。仲の良いお友達からいじめにあっているとか。あまりに可哀想なので、おもわず「家族みんなで守ってあげるから安心しなさい!」と。中学生になると、いじめもネットが絡んでくるようで、今「LINE」でのいじめが中学校では悩ましい問題になっています。福井県と石川県の二つの中学校で、「LINEを安全に楽しくつかうには」のテーマで父兄、生徒に対して話をすることになっています。中学生の約半数がLINEを使っている現実に、親もインターネットやLINE(アプリ)に無関心ではいられません。

 

 Facebookにこのことを投稿したところ、私の友だちから次のようなコメントが返ってきました。「子供の携帯・スマホやネットの利用については、様々な可能性と問題が混雑していますね。私の知っている実話としても、小学6年生で大人との性の問題が発生したことがあります。 私自身は、基本的にはそれなりの分別がつく年令(小学高学年?)になれば、新しい世界を開く可能性を重視して、携帯端末を持たせたら良いと考えております。 但し、親として利用状況をいつでも自由に確認できる状態で! これに関しては、友人夫婦の作戦が納得のいくモノでした。 携帯端末自体は親名義で親が子供に一時的に貸しているだけということを納得させた上で貸し与える。(ちょっと友達に連絡したいので電話を貸して~の、とっても長いバージョン) だから、子供の言い分としての『私(個人)のものを勝手に見ないで!』は通用しない。いつでも自由に内容を確認します。(実際に不定期に閲覧します)子供を信用するとかしないとかではなく、事件に巻き込まれないためです。 本当の自立は、子供がアルバイトなどで少ないなりにも稼いできて、携帯端末利用料程度を捻出出来るようになったぐらいから。 こんな感じで考えております」。


 LINEでのいじめとは?グループメンバーを強制的に退会させて仲間はずれにする。ブロックする。グループに入れない。既読なのに返信がこないので他の方法でいじめる等が言われています。対策としては、LINEの正しい知識を持つこと。友だちと話し合い、LINEを使うときのルールを定めること。具体的には、返事はいつでもいいからね、の気持ちを持って返事を催促しない。既読を無視しない。返信の時間があいたときは、軽くお詫びをする。グループトークでは個人的なやりとりを控える。他人が見て不快になる画像や動画は投稿しない。中学校の講話の最後は、このようなことを話をする予定です。


 石川県の某中学校での全校生徒に対するアンケート調査では、インターネット利用について親とルールを決めているとの回答は22%しかありません。親が子どもとルールを作り、ルールを破った場合には厳しい罰則を科す。親の関与は全体必要です。使うのを止めさせるのは簡単、そうではなく携帯やスマホ、アプリを使う時の負の側面を知り、楽しく積極的に使うための親と子供の会話、親の関わりが非常に重要だと思っています。