いつでもどこでも本読み・・・

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、私も買うことが出来ました。帯には、このように書いてあります。”良いニュースと悪いニュースがある。多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは……。”どんな内容なのか誰も知らず、熱烈なファンの期待を背負って3年振りに出版された村上春樹の本です。販売日(4月12日)即売かなと、心配しましたが、書店の平場にまだ残っていました。


 本は時間があるから読む、時間がないから読めない、というものではない。本を読む人は、そのための時間を作る、細切れの空き時間を利用するなど、工夫をしているようです。私も本は、朝の通勤電車内で読みます。細切れの空き時間としては、電車を待つわずかな時間、コーヒーショップ(スタバなど)、病院の待ち時間など。このような時間は、結構、本を読むことに集中できる時間なのです。

 

『単純な脳、複雑な「私」』

 (池谷裕二著)

『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』

 (オモッテルリーニ著、泉典子訳)

『意識は傍観者である: 脳の知られざる営み』

 (デイヴィッド・イーグルマン著, 大田直子訳)

『錯覚の科学』

 (クリストファー・チャブリス著、ダニエル・シモンズ 著、木村博江訳)

 ・『サイコシンセシスとは何か 自己実現とつながりの心理学』

 (平松園枝著)

最近読んでいる本、そして読もうと思っている本です。これらの本から人間の脳のメカニズム、無意識の世界を自分なりに整理し、セミナー「仕事に活用する非言語領域、無意識の世界」のネタとして活用する予定です。無意識で行動している人間って、面白いですね! 

 

 本を読む人ほとんど読まない人、二極化しているようですが、素晴らしい内容の本に出会い、読み終えた後に味合う心の高揚感、充実感は本を読む人の特権です。最近は楽しい本、何かに役立つ本を読むことが多く、なかなかこのような本を読むことが少なくなりました。少ない時間を本読みに使うとき、楽しい本だけでなく、心の高揚感、充実感を味会える本も読みたいものです。いつでもどこでもインターネットもいいですが、いつでもどこでも本読み、はもっといいですね。