個人で使って仕事へ・・・

録る、見る、見せるを変えると経営が大きく変わる!「タブレット・スマートフォーンを活用した中小企業のIT化」。今年企画しているセミナーのタイトルです。セミナーの内容は以下のとおりです。

・タブレット・スマートフォーンで何ができるのか?

・タブレット・スマートフォーンの特徴

・いろいろな現場での使い方

・これだけは知っておきたい、基礎知識

・タブレットとスマートフォーンとの違い

・タブレットはどうつなぐ?・アプリの使い方

・事例紹介

 -身近なクラウドサービスを個人で使ってみる

 -タブレット・スマートホーンを仕事に活用

 -経営者がまず使おう

 -タブレットならでは!

 -業務課題を乗り越える

 -顧客とともに

 -専用機でなくともここまでできる!

・個別支援について 経営効果を明確に!


 今多くの人が携帯電話からスマートフォーンに代え、電話をかけるだけでなく、インターネットに繋いでインターネット上のいろいろなサービスを楽しんでいます。このような楽しみ方ができるようになったのは、インターネット上のサービス、これをクラウドサービスと言いますが、特に無料のクラウドサービスが普及してきたからです。個人が楽しむインターネット上のクラウドサービスを会社での仕事にも活用しよう、というのがセミナーの趣旨なのです。会社のデスクにあるパソコンだけでなく、工場で、出先のお客様の前で、出張のときなどに記録する、見せる、見る。そのためのITツールとして、小回りの効くタブレットやスマートフォーンを使ってみましょう、そして経営を変えていきましょう!ということです。


 先月『会社で使うタブレット・スマートフォーン2013』がリックテレコム社から出版されました。私たちITコーディネータ仲間数人が中小企業がタブレット・スマートフォーンを仕事に上手く使うことを支援した事例を執筆した書籍です。農業から小売販売、建設、製造、ホテル、病院など14の事例が紹介されています。セミナーでは10の事例をとりあげ、詳しくお話しする予定です。


 私がこのセミナーで強調したいのは、タブレット・スマートフォーンの活用ステップです。まず個人で使ってみて便利さを実感し、仕事でも使ってみましょう、と。身近なクラウドサービスを個人で使いながら基本的な機能を理解していく。そして利用する場をオフィス、自宅、モバイルへと広げる。オフイスではグループ・組織の中で情報共有促進やコミュニケーション強化のツールとして活用する。外に持ち出して時間や場所に縛られない、柔軟で機動性が高いワークスタイルへと活用の幅を広げていく。個人で使って便利という事例として、私が使っている「Evernoteで名刺管理」を紹介する予定です。スキャナーで名刺をJPGファイルで取り込み、Evernoteで管理します。そうすることによって、外出先で見たいメールをEvernoteの強力な検索機能で一発で検索できます。身近に活用できるITとして、ぜひ多くの方に訊いて欲しいセミナーです。