求められるものは、研鑽、ケンサン・・・

Skype(スカイプ)、VoiceLink(ボイスリンク)、LINE(ライン)、PowerPointのブロードバンド機能、どれだけ知っていますか。使ったことありますか。すべてインターネット上で利用される技術やソフトウエア、ツールです。昨日大阪で開催された、ITコーディネータ認定用ケース研修のインストラクター、実務担当者の会議。この会議で、これらの技術やソフトウエア、ツールを活用して、仙台と神戸という遠隔地のケース研修をあたかも一緒に行っているような共同ケース研修の事例が紹介されました。さすが、ITの活用を支援するITコーディネータの面目躍如といった感じです。


<Skype(スカイプ>

インターネットを利用し、個々のコンピュータ間でユーザー同士が直接接続して通話をする仕組みです。そのため、通話に十分な通信帯域が確保され、通常のIP電話に比べて高い通話品質を実現することができます。スカイプユーザー同士の通話は無料。
<VoiceLink(ボイスリンク)>

スカイプより格段上の音声で、双方向複数同時通話ができるSNS(ソーシャルネットワークシステム)。「VoiceLink」は、視覚的に参加者が画面上に現れ、あたかも同じ部屋で談義しているような楽しさがあります。
<LINE(ライン)>

いまやTwitter、Facebookと同様、最も人気の高いSNSです。LINEは、24時間、いつでも、どこでも、無料で好きなだけ通話やメールが楽しめる新しいコミュニケーションアプリです。
<PowerPointのブロードバンド機能>

Microsoft PowerPoint 2010 プレゼンテーションをインターネット経由で遠隔地の参加者にブロードキャストすることができます。PowerPoint を使ってスライド ショーに表示した内容が、参加者のブラウザーに表示されます。

 インターネットの通信速度が速くなり、費用も安くなったからこそ、こういうことができるようになったと言えます。ケース研修の大きな目的である、グループ討議から問題解決思考の気づきを得る、とい意味では遠隔地も含めてグループの数を多くできる、このような取り組みは価値あるものと思います。しかし、どうような運営をやろうと、最終的には研修運営をするインストラクターの技量に依存します。昨日の会議は、あるべきインストラクター像を討議した会議でした。ITコーディネータを目指そうとする大人を教育するITコーディネータ・インストラクター、求められるものは、研鑽、ケンサン・・・。