クラウドでモテモテ社長になるには?

 クラウドでモテモテ社長になりましょう! 私の知人、ニフティクラウドの久保田さんたちが秋田県の横手市で6月に開催した「中小企業のための社内ITツールの作り方」セミナーのキャッチコピーです。ここでいうクラウドとは、クラウドシステム又はクラウドサービスと呼ばれるITの新しい使い方、導入方法を言います。モテモテ社長の条件とは、ITスキルを持っている。いつでも「最新の情報」を持っている。自分で情報収集ができる。自分で情報発信ができること、としています。そしてもう一歩モテルためには、社内外の情報を一元管理できるようになりましょうと。


 企業にITを導入し、導入したITを上手く利活用して企業価値を高める経営を行うこと。これをIT経営といいます。このIT経営におけるIT利活用のプロセスは、必要な「情報を収集」し、収集した情報を「まとめ分析」し、必要な人が「共有・利活用」することです。今IT経営、ITの利活用のプロセスがクラウドの出現により大きく変わろうとしています。


 企業のIT化を考えるとき、ITを利用して何がしたいのか、を考えることが非常に大切なことです。例えば、ITを活用して「売上を管理したい」。企業において最も大きな課題は、売上を上げることです。そのためには、売上を管理することが必要になってきます。しかし、売上を管理したいだけでは、ダメなのです。売上を管理する目的が明確になっていないとダメなのです。売上管理の目的はなんだろうか?毎月の売上状況を知りたいのか、営業担当者の行動と売上の関係を明らかにしたいのか、営業訪問数に対する受注割合を知りたいのか、受注までの平均的な訪問数をつかみたいのか。目的が明確になっていれば、どのような情報を集めればよいかが自ずと見えてきます。


 8月8日、七尾商工会議所主催で、昨年に引き続き、2回目のとなるWebを活用した情報発信セミナーを実施します。その後11月頃には、クラウドのついてのセミナーを実施したいという話があり、先日、商工会議所の課長と打ち合わせを行いました。2回のセミナーを考えています。1回目は、クラウドの概要セミナーで「お金をかけずに始める クラウドサービスを活用した中小企業のIT化」。2回目には、クラウド活用セミナーとして、久保田さんたちが横手市で行ったセミナーを考えています。現在中小企業の抱える問題を把握し、無償で様々なアプリケーションを利用できるGoogle Appsを使って簡単なアプリケーションを作成し、IT(クラウド)で解消できるポイントを学びましょう!、です。七尾市の中小企業の若手経営者の方のモテモテ社長になってっもらい、これからのIT経営を実現してもらいたいたいために。